若い人からお風呂に入るなんて仕来りはもう時代遅れ?

今、50代から60代の方は、お風呂に入る順番について厳しく親から躾けられた記憶はないでしょうか。それは「若い人からお風呂に入りなさい」ということについてです。普通は一番風呂が最も贅沢なお風呂であると思われがちですが、実は一時期、一番最後のお風呂に年長者が入るべきと言われていました。そのため、その仕来りが生きていた時代の若い人達は、ほぼ確実に一番風呂に入らされていたのです。でも、この若い人からお風呂に入るなんて仕来りは、もう時代遅れかもしれません。

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なぜそれが時代遅れになってしまったのか?それを考える前に、なぜ若い人からお風呂に入らなければならなかったかを知ることが大切です。ではその理由は何かというと、入りたてのお湯は電解質が含まれておらず、仮にお年寄りが入ってしまうと体に必要な電解質が多くお湯に出て行ってしまうので、電解質の量が多い若者から入浴するべきだと言われていました。それが若い人からお風呂に入るように言われた理由です。

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しかし、最近のお風呂事情を見渡してください。そうすれば「入浴剤」というものが存在していることに気がつくはずです。そしてこの入浴剤には電解質が含まれていますので、誰が一番に入ったとしても電解質が体からお湯に流れ出て行くことはありませんので、誰が一番に入ったとしても特に問題はなくなります。つまり入浴剤を使用したお風呂であれば、若い人が最後に入るのもいいですし、年長者の祖父母が一番に入るので全く問題はありません。

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お風呂は若い人から入らなければならないと言われていた時代の人からしてみると、本当に大丈夫なのだろうかと思ってしまいますが、入浴剤さえ使っていれば何歳の人がいつ入ろうが全く関係はないでしょう。そのことからも、若い人からお風呂に入る仕来りはもう時代遅れだと考えられるのです。ですから、これからは入浴の順番など気にせず、好きな時に好きな人が行けばいいと思います。
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